こんにちは。サイキックリーダー理江です。
今回は、心の傷のお話です。
今まで生きてきた中で、傷ついた経験や、辛かった出来事はありましたか。
人間関係のことや、仕事のこと、お金のこと、内容は様々かと思います。
1つや2つではなくて、たくさん経験されている方もいるでしょう。
わたしも、過去に辛い経験がありました。
いじめがそのうちの1つ。人間不信に陥ってから、普通に人とコミュニケーションを取れるようになるまでずいぶん時間がかかりました。
心の傷も、手当てが必要
あなたの心の傷は、癒えていますか？
怪我と同じで、つらい出来事を経験すると心に傷ができます。
心の傷を放っておくと、どうなるでしょうか。
残念ながら時間が経過しただけでは、消えることはありません。
大丈夫だって自分に言い聞かせていても、傷は残ります。
蓋をしたまま見ないふりをしたり、心の奥底に追いやるだけでは完全ではないんですね。
表面上は克服したように見えても、同じような場面でおびえてしまったり、避けていたり、苦手意識を感じてしまったり。
無意識かもしれないし、意識しているかもしれませんが、ブロックになってしまいます。
受けた傷が深ければ、セルフイメージが低くなったまま過ごしてしまっている可能性もあります。
傷は、そのままにしておかない方が良いのです。
ブレーキの解放と浄化
いつのまにか心にできてしまっているブレーキを表に出して解放することで、気持ちが軽くなり、毎日を生きやすくなります。
心の傷を癒やすには「感情」が大きなポイントとなります。
悲しいことがあった時
「泣きたいだけ泣いたほうがいいよ」
と誰かに言われたことはありますか？
我慢せず、抑えることなく、感情をすべて出すことで
ネガティブな気持ち・エネルギーを洗い流し、浄化し、解放することができますよね。
これは過去の心の傷でも同じです。
あれは辛かったな、苦しかったなと思う出来事があれば、勇気を出して1つずつ向き合ってみましょう。
もし、苦手なことなど、あなたの今の生活に影響を及ぼしている出来事があるならなおさら、なるべく早く解消することをおすすめします。
感情を味わい尽くす
心に傷を負った当時のことを思い出して、具体的に、できるだけ明確にイメージしてみます。
その時、自分はどんなことを感じたのか思い出して、書き出し、その感情に浸ります。
○○にこんなことを言われたのが悲しかった・・
△△されたのが、本当はいやだった・・
◇◇してほしかったのに、してもらえなくて寂しかった・・
ほんとうは、××したかった・・
親や兄弟に対してでしょうか。友達に対してでしょうか。
パートナー、以前に近い関係にあった人、以前働いていた職場の人・・・
溜まっていた感情があれば、我慢せずに吐き出してみましょう。
ポイントは、その時の情景や感情をもう一度思い起こすことです。
思い出して戻り、その感情に浸ってみましょう。
悲しければ、思いっきり泣いて泣いて、泣いてください。
誰も見ていない場所で、思いっきり。もう涙が出ないくらいまで。
こうして感情を味わい尽くします。
感情を開放し、涙を流すことで浄化になり、癒しになります。
起きた出来事の意味
辛かった経験は、できれば起きない方が良かったと感じているかもしれません。
わたしも、辛いことを経験することも、人生の、魂の学びの過程であることを知った今でさえ
たとえ「学び」を得るためであっても、もう少しマイルドに経験させてほしかったな～と思います。
でも、起きた出来事は必ず意味があります。
本来、どんな出来事も、人生の経験の蓄積であって、生きていく上で糧となるわけですね。
当時の感情を味わい尽くし、過去の呪縛からの解放と浄化が進むと心がとても軽くなり、辛かったあの経験も
「出来事の1つ」
としてフラットに受け止められるようになります。
こうして、出来事をそのまま受け入れられることが、本当の強さなのだと思います。
乗り越えられない壁はない
どんな出来事でも、あなたが経験することは、あなたの魂が乗り越えられる範囲のものです。
どんなにしんどいと感じても、苦しいと感じても、必ず、乗り越えることができるので安心してください。
後から振り返った時
「この出来事があったからこそ、得たものがある」
と言える日が来るようにできています。
今まさに、辛い出来事の渦中にいるあなたは
この出来事が今、自分に必要なことなのだとしたら、自分はどうしたらよいだろうか？
という視点を持ってみると、辛い時期をより早く抜け出せるでしょう。
他人より辛い経験が多いあなたへ
周囲の人と比べて、自分は苦労したな、しんどいことが多い（多かった）なと思う方、あなたはラッキーです。
ラッキーなんて言われたくないかもしれませんが、ラッキーなのです。
経験は人生の糧となるので、
これまでの経験のおかげで、この先、より豊かな時間を過ごすことができる。
そんな風にとらえてみてください。
過去に辛い出来事が多かった人は、幸せな方向への振れ幅も大きくなります。
人は、傷ついた分だけ、輝けるんです。
理想の未来を思い描いて、幸せに過ごしている自分を感じて過ごしてくださいね。
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