そのままのあなたで、ありのままで素晴らしい

本心で生きる

こんにちは。サイキックリーダーの理江です。

毎日、自分らしく生きられていますか?

人の目を気にして頑張りすぎていたり、自信がないばっかりに無理していたり、我慢したり、息苦しいなと感じて過ごしたりしてはいないでしょうか。

 

「こうあるべき」という概念

あなたは普段、どんな考え方を持っていますか?

「こうするのが良い」「こうあるべき」「これはダメ」と思っていること= 概念 は、人それぞれに違いますね。

この概念ですが、どうやって形成されたか考えたことはありますか。

ほとんどの場合、育ててもらった親や家族の考えがベースになり、その後出会った人の影響で変化したり(しなかったり)してきています。

良くも悪くも、これまで過ごしてきた環境の影響を強く受けて形づくられています。

例えば

  • 偏差値の高い大学を卒業して、いい会社に入って働くことこそ幸せ
  • 就職したら、その職場で3年は働き続けるべき
  • 独立するなんて論外、会社員でいるべき
  • 女性は結婚して子どもを産むべき
  • 結婚したら家庭に入って家族に尽くすべき
  • 一生独身なんて寂しくてみじめ
  • ステータスだから、毎年、海外旅行に行くべき

挙げればきりがありませんが、こうあるべき、こうするべき、という概念は、多くのところ

「他人が作ったもの」である場合が多いわけです。

ちなみに、わたしはこの例のどれも正しいと思っていません。

いろんな人がいて、いろんな考えがあって、それぞれがやりたいことを実現させて幸せで、周りにも幸せを振りまいて社会に貢献しているならその方がみんな幸せだし、多様性があって豊かな国になりますよね?


特に「3年は同じ職場で働き続けるべき」という概念は、客観的に考えておかしい職場だったら、メンタルやられる前にさっさと辞めた方がいいです。

 

話を元に戻しますね。

この「こうあるべき」という概念ですが、結構やっかいなところがあります。

自分が信じている「こうあるべき」概念から外れてしまうと、自分で自分をダメだと否定したり、自分を責めてしまったり、罪悪感を抱えたりし始めます。

否定が進んでしまうと、自分なんて嫌われているとか、愛されていないと思ってしまったりすることもあるんですね。

 

この状況、自分が大事に抱えている概念のせいで、自分を縛っていることがわかりますか。

こうあるべき、という概念の実態なんてないのに、です。

 

「こうあるべき」という概念が違うと、こんなにも違う

所属している社会によって、「こうあるべき」という概念は当然違います。

日本で過ごしてきた人同士でも、家庭環境や学校、職場環境によって変わってきますが、国や地域ではもっと差があって

例えば日本の国内だけで過ごしてきた人と、アメリカで長年過ごしてきた人とでは、考え方も、物事の受け止め方もかなり違いますね。

日本だと謙遜の文化があるので、本当は才能があっても、他人の前で自分の家族を褒めることって少ないと思います。

でもアメリカでは、

それほど大したことなくても(失礼)

この子はこーーんなにすごいのよ!将来スターになるわ!と大げさに家族以外の人に話したり、人前で、「あなたは世界一可愛いわ♡」と褒めたりします。

この温度感、全然違いますよね。

 

日本だと、痩せている女性が多く、スリムな体型をしている方がモテると思われているかもしれません。そのせいでダイエットに囚われて苦しむ人を見てきました。

 

しかし中東地域や、例えばインドのお隣の国、バングラデシュなんかだと、痩せている女性はまったくモテなくて、富と豊かさの象徴である、ふくよかな女性の方がモテるそうです。

なので、良いお家に嫁に行きたかったら、一生懸命食べ続けないといけないんですね。それはそれで大変そうだと思いますが、日本と真逆すぎて驚きます。

 

またアメリカの社会に混ざってみれば、アメリカには(もちろん痩せている人もいますが)身体が大きな人が多いため、日本の女の子はみんな、相対的に痩せすぎか、普通以下くらいの体型に分類されます。ぽちゃっとしているわたしでも、もっと太っている人がたくさんいるので、せいぜい普通くらいに紛れることができるのです。

それにアメリカ人から見ると、日本やアジア圏の女性はとっても可愛くて魅力的に見えるそうです。

日本人は肌がきれいなので、誰でも実年齢よりかなり下に見られるんですが、そのためかモテるんですよ♡

このように

「どこに軸を置くか」が変われば、太っている・痩せているとか、モテる・モテないの概念もずいぶん変わってきます。

 

ダメ出ししすぎていませんか?

「こうあるべき」という概念が強いと、そこから外れた行動や考えを否定してしまいます。

他人に対しても、自分に対しても。

「こうあるべき」という概念の幅が狭いと、かなりツライと思います。

あなたは、「こうあるべき」という概念から外れることについて、自分自身や周りの人にダメ出ししたり、禁止令を出していませんか?

育ってるくる過程で、概念ができる間に、○○したらダメだとか、こういう姿は人に見せちゃいけないとか、

なにかと「ダメだ」って教えられてきている人もいると思います。

その刷り込みのせいで

「こうあるべき」からズレた行動を取ってしまったときに、自分にダメ出しする癖がついていたり、自信を無くす人が多いです。

こんな自分ダメだ、と否定してしまう例を挙げますね。

  • 今日も寝坊して朝早く起きれなかった自分はダメな人間だ(朝早く起きなくてはいけない、いつまでも寝ているのはダメ人間だという概念にとらわれている)
  • ダイエットしなきゃいけないのに、お菓子食べてしまったなんて最低だ(痩せないといけない&ダイエット中はお菓子を食べてはいけない、という概念にとらわれている)

これくらいは可愛い方ですが

  • 大学受験落ちた、人生終わった・・と自分を責める
    (ストレートに上がっていかないと幸せになれない、浪人は人生のレールから外れるという概念にとらわれている)
  • 借金だけはするなって言われてきたけど、借金を作ってしまった自分はもうおしまいだ。
    (借金する人間なんて最低だ、という概念にとらわれている)
  • 恋人に振られた自分なんて、もう終わりだ
    (恋人といい関係を保ち続けないと自分に価値がない、振られるなんて論外だという概念にとらわれている)

ほんとうは、

こういう出来事が起きた時こそ新しい道が開けたり、人生の選択肢が広がったり、魂レベルで大きな学びを得られるチャンスなのですが

「こうあるべき」という概念にしばられていると、そこから少しでも外れた時に強い自己否定が起きてしまいます。

これが続くと、どんどん自信がなくなってしまいますし、自分を認められなくなってしまいますね。

「反省」をして前に進む努力は必要ですが

自分を否定することはNG。

自分を傷つけるほど否定するのは良くないのでやめましょうね。

 

居心地の悪さの理由

「こうあるべき」という概念は、他人が作った価値観を受け継いでいる場合が多いです。

本当にそれが良いと、心から言えるのであれば、自分の価値観として採用するのはいいことだと思います。

でも、もし自己否定の気持ちが出てきたり、職場や家庭、コミュニティの中でなんとなく居心地が悪かったり、違和感を感じたり不安になったりするのであれば、

そこにある「こうあるべき」という概念について、本当は疑問を感じていたり、本心では嫌だと思っていたりする可能性があります。

居心地が悪かったり、不安になったりするのは、あなたが

「ある」が「まま」に過ごせていないから。

誰かの価値観・概念に沿って生きているからしんどいわけです。

 

そういう場合は、こう考えてみましょう。

  • そもそも「こうあるべき」という前提が間違っているとしたら?
  • 従わなくちゃいけないと思っていたルールが、すごく狭くて、あなたに合っていないとしたら?

もしそうだったとしたら、それはとても生きづらいことでしょう。

誰かからもらった概念・価値観をずーっと大切に持っている必要はないことに気づいてくださいね。

 

みんな違って、みんないい。

個性はパズルのピースみたいなもの

ここまで考え方のお話をしてきましたが、今度は個性について目を向けてみたいと思います。

みんなそれぞれに個性は違いますね。

できること できないこと

得意なこと 苦手なこと

好きなこと 嫌いなこと

みな人それぞれで違うわけです。

違いというのは、ただ「違う」だけで、正しいとか正しくないとかはありませんよね。

概念にとらわれて、できないことがダメだと思う必要は全くありませんし、苦手なことがあったとしても、それも個性です。

勉強も運動もできた優等生タイプは特に、なんでもできないといけない。みたいな概念を持っていることがありますが、できないことがあっても全然良い。

みんな違うけど、それでいい。否定的に見る必要はなくて、まずはそのまま受け止めればいいんですね。

(受け止めた上で苦手なことを伸ばしたければ、もちろん頑張ってみればいいと思います。)

 

わたしたちはみんな、得意なことと苦手なことがある。

例えるなら、パズルのピースみたいに凸凹になっているわけです。

パズルのピースのへこんでいるところが、苦手なこと、出っ張っているところが、得意なことと思ってみてください。

パズルって、ピースの凸凹を組み合わせて全体が出来上がるものですが
うまい具合にはまるようにできています。

 

自分が苦手なこと(凹)は、できないと認めて良くて、誰か得意な人(凸)に助けてもらえば良いし(助けてもらったら感謝も忘れずに)

自分が得意なこと(凸)は、隠さなくてOKで、もし手助けが必要な人(凹)がいたらサポートすることができて、貢献ができますね。

自分に欠けていることがあって他人に手伝ってもらうのは、それが得意な誰かがあなたを助けるきっかけを与えることにもなるんですね。

なので、例えあなたが苦手でできないことがあったとしても、それは誰かにとって必要なことで、完璧な状態なのかもしれない。

ありのままのあなたで良くて、すでに素晴らしいので、今の自分を受け止めましょう。


お互いに苦手なことを得意なことでカバーしあうと、相手に喜んでもらうことの喜びも感じることができます。

これが連鎖していくと、みんなHappyになって社会が回っていきますね。

 

良いところ探しをしよう

ありのままで十分素晴らしいって素敵だと思いませんか。

宇宙が完璧にあなたを作ったのだから、素晴らしくて当然なんです!

 

まず自分を認めて受け止めた上で

  • 自分は、何が得意で、何が苦手なのか?
  • 自分は、本当はどうしたいのか?

を考えてみてください。

 

また

  • 好きなこと / 嫌いなこと
  • できること / できないこと
  • 自分と合うこと / 合わないこと

これも考えてみてください。

「合う」「合わない」というのを少し解説すると、

好みや、合う/合わないは人によって違うので、それぞれの状況を尊重し、「合う」人と一緒にいれば良いです。

とくに自分と「合わない」のはお互いの持つ波長が異なっているため出てきます。これを一緒にしよう、合わせようと思ってもなかなか難しいので、そのタイミングでは無理に合わせなくて良いです。離れましょう。

 

さて、あなたの良いところって何でしょうか?

得意なこと、好きなこと、できることには、何がありましたか?

例えば誰かを笑顔にすることが得意、というのも素敵な良いところですね。

相手が喜んでくれることが得意、というのは最高です。

 

あなたの良いところを活かして、(苦手なことは誰かに助けてもらって)ありのままで生きてみると、ずいぶん生きやすくなります。

 

あなたの個性が活きる場所で輝くのが一番良いことです。

あなたも周りも幸せに生きられますよ。

 

素直に感情を感じてみよう

どうぶつや、赤ちゃん、小さな子どもって、今感じたことを素直に表現するのが上手ですよね。

ピュアで純粋で、キラキラの美しいエネルギーに包まれていて、周りを癒す存在。

周りの目を気にすることもないし、気にするということすら知らないはず。

「こうあるべき」という概念なんてどこにもなくて、天真爛漫に笑ったり遊んだり、泣いたり、ありのままに生きているものです。

 

大人になると周りの目を気にしたり、概念にとらわれて行動できなくなったりする人が増えてしまいますが、それはもったいないし、苦しいと思います。

 

本心ではどう思うのか、素直に感情を感じる時間をぜひ取ってみてください。

「こうありたい」「こうしたい」という本心から出てくる気持ちを大切に、行動してみてくださいね。

 

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